こんにちは。
ひまわりと共にへようこそ!MARUと申します。
2022年春に念願の第一子を予定帝王切開にて出産しました。
初めての出産、初めての帝王切開で分からないことも多く、入院時に何を持っていけばいいのか迷ってしまいました。
そんな自分の経験から、これはあってよかった!便利だった!というアイテムを紹介したいと思います。コロナ禍だからこそのアイテムもあるのでぜひご覧ください。
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帝王切開で出産予定
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コロナ禍で出産予定
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帝王切開であってよかったアイテムが知りたい
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帝王切開の傷を悪化させたくない
という方に参考になれば嬉しいです。
帝王切開入院準備
帝王切開であっても経膣分娩であっても、必要となってくる持ち物があります。
産院によっては「お産セット」や「備品」として用意してくれる所もあるので、病院から指示される持ち物を確認しておきましょう。
必ず持っていくもの
入院時に必要になる書類関係や最低限用意しなければならないアイテムなどを紹介します。
手続き関係に必要なもの
・診察券
・健康保険証
・母子手帳
・内金預かり証、産科医療補償制度
・印鑑(シャチハタ不可)
・筆記用具
・出産費用
・現金(小銭)
・クレジットカード
私が出産した産院では、予約時に出産費用の一部を支払うことになっていました。
その金額を支払った証明として、内金預かり証を持参するように言われいて、万が一忘れてしまった時はもう一度支払わなければいけませんでした。
また、予約時に産科医療補償制度に加入する決まりとなっていた為、その用紙も持参しました。
出産費用は、出産育児一時金の直接支払制度を利用して産院での支払いがない場合もあると思いますが、帝王切開や他の処置で追加費用が必要になる場合もあります。
高額を持参するのは不安なので退院時に家族に持ってきてもらうか、クレジットカード払いが可能であればカードを持っていくのがいいと思います。
それとは別に売店や自動販売機、コインランドリー等を利用する際に小銭の用意があると便利です。自動販売機によってはお札が使えない場合があるからです。
特にコロナ禍では面会が禁止されていたので、飲み物を自動販売機で購入する機会が多く、小銭があるのは便利でした!
ママ関係で必要なもの
私の産院で用意されていたお産セットは下記のものでした。
・ナプキン(L5枚 M5枚)
・清浄綿25枚入り
・産褥ショーツ(産前・産後用各1枚)
・授乳用ブラジャー(1枚)
・腹帯
・母乳パット5組
・分娩直後用お産パット
・スリッパ
全て使用したので最低限必要なアイテムだと思います。
産褥ショーツは産院で用意されていた以外に、足りなくなった時のために帝王切開でも使用できる全開タイプの産褥ショーツも持参しました。
通常タイプと全開タイプのどちらも使用しましたが、履きやすさはダントツで通常タイプでした。
私の場合は、術後の寝たきりの状態でも通常タイプの産褥ショーツを少し下げて傷の経過を見てもらったので全開タイプは正直必要ありませんでした。
また、お産パットはなくなったら夜用の生理用ナプキンで代用できました。
特にショーツタイプは、未知の悪露がどれくらいの量か分からなかった中で、漏れる心配がなく夜も安心して眠れました。
悪露が終わっても、生理の時に使用できるのでオススメです。
あと、個人的にあってよかったのはスリッパです。
部屋の中でもスニーカーや外履きを使用するのは何か少し嫌ですよね。
靴下も履いてなかったりしますし・・・
術後は屈むのも大変なので、楽に履ける物があると便利です。
私は産院で用意されていたスリッパを履きましたが、底に滑り止めがついているので安全でよかったです。
出産前や赤ちゃんを抱っこした状態で、滑って転んでしまったら大変ですからね。
そして帝王切開では必須アイテムの「腹帯」
術後は立つ、座る、寝返りをうつ等のちょっとした動作でも痛みを伴います。
腹帯でお腹が固定されていると少しの衝撃が響かなかったり、傷口と洋服が擦れる心配がなかったり、傷口が密着していて回復が早いような気がしました。
お世話の途中で赤ちゃんが傷口にあたってしまうこともあると思うので、傷口の保護としてもあってよかったアイテムです。
お産パックには含まれていませんが、必ず持っていくものもあります。
・マスク
・ペットボトル用ストロー
・スキンケア用品(洗顔料、化粧水、乳液など)
・洗面セット(歯ブラシ、歯磨き粉、ボディソープ、シャンプーリンスなど)
・バスタオル
・フェイスタオル
・パジャマ
・コンタクト、メガネ
・退院時の服
マスクはコロナ禍では必須アイテムですよね。
感染対策以外にも帝王切開では何日もお風呂に入ることができないので、顔隠しアイテムとしても重宝しました。
産院はホテルではないので、アメニティーやタオルなどの用意がない場所も多くあります。
タオル類やパジャマはコロナ禍でなければ、家族に洗濯をお願いすることもできたと思いますが、面会禁止の場合は自分でコインランドリーで洗濯をしなければなりません。
正直術後は歩くのもやっとの状態なので、洗濯物を持って移動するのはかなりの重労働。
レンタルできる産院であれば、荷物も手間も減って楽だと思います。
ワンピースタイプだと傷口にあたる心配もないです。
初めての授乳で慣れていない中、パジャマの授乳口から母乳をあげるのは個人的にかなり難しかったです・・・結局は前を全開にして授乳していたので前開きタイプが無難です。
赤ちゃん関係で必要なもの
・オムツ
・お尻ふき
・ガーゼ
・おくるみ
・爪切り
・退院時用肌着
・退院時用洋服
入院中は、肌着などの新生児衣類は産院のを使用していた為、退院時の衣類のみ持参しました。
オムツやお尻ふきは産院で用意してくれましたが、足りない場合は売店で購入したり退院時に家族に持ってきてもらいましょう。
また、産まれてすぐに爪が伸びている赤ちゃんもいるので、念のためベビー用の爪切りがあると安心です。
私はハサミタイプで切るのが怖かった為、ベビー用の電動爪やすりを購入しました。
大人用のアタッチメントも付いているので、親子で使っています。
備品関係で必要なもの
病院はホテルとは違うので、当たり前にあるだろうと思っている物がなかったりします。
私は妊娠中に悪阻で1ヶ月間総合病院へ入院をしましたが、なくて困ったものが沢山あったので備品として用意されているかどうかも確認しておくと安心です。
・ティッシュペーパー
・割り箸
・ドライヤー
・時計
見逃しがちなのはティッシュペーパーと割り箸。
ティッシュは授乳の時や赤ちゃんの吐き戻しで頻繁に消費するので、ポケットティッシュでもいいので用意しておきましょう。
また、箸だけではなく、ヨーグルトやゼリーなどが入院食として出てくることもあったので、その場合はスプーンも必要になりますね。
備品として用意がなければ、売店などで販売もあると思いますが、念のため確認しておきましょう。
持っていると便利なもの
必須ではないものの、あると便利なものをご紹介します。
お金関係の書類
・限度額認定証
・会社提出用書類(出産手当金申請書など)
・医療保険関係の書類
帝王切開の場合は、限度額認定証を産院の窓口に提示すれば自己負担限度額までの支払いになります。
間に合わない場合も、後から申請すれば限度額を超えた金額が払い戻されるのでぜひ活用しましょう。
他にも加入している医療保険がおりる場合もあるので対象になるか確認すること、会社に提出する書類含めて医師の記入が必要な書類があれば持参しましょう。
どれも必須ではありませんが、入院中にお願いしておくと退院時までに用意してくれる場合もあるので、何度も病院に行かなくて済みます。
帝王切開であると便利なもの
帝王切開では、何日もお風呂に入れなかったり術後の痛みがあったり、妊娠中は想像もつかなかったようなものが「あったらよかった」と感じることも・・・
帝王切開だからこそ、あると便利なアイテムをご紹介します。
・汗拭きシート
・洗顔シートマスク
・ドライシャンプー
・医療用着圧ソックス
・保護テープ
・リップクリーム
・ヘアトリートメント
・延長コード
・クリップ
・S字フック
・ミニトートバック
・マジックハンド
・授乳クッション
- 汗拭きシート
私の産院では、出産当日の朝にシャワーを浴びたらそこから4日間はシャワーを浴びることができませんでした。
術後は麻酔の副作用で38度の熱が出たり、ずっと寝たきりで体がベタベタしていました。
体を拭くようのタオルを持ってきてくれる病院もありますが、ない場合は汗拭きシートがあると少しスッキリすると思います。
私の場合、術後はベッドの上でサッと拭く程度の元気しかなかったので、香り付きは匂いがきつく感じたかもしれません。
また大部屋の場合は、他の方のことを考えると無香料が無難かなと思います。
ちなみに4日シャワーが浴びれないと言っても、2日間は寝たきりで体を動かすのが難しい状態だったので使ったとしても2日。
コロナ禍で面会もなく誰にも会うことがなかったので、わざわざ購入するくらいならウェットティッシュで拭いてもよかったなと思いました。
- ドライシャンプー
ドライシャンプーも持って行きましたが、汗拭きシート同様2日間くらいしか使用しませんでした。
それでも、余った分は非常用の防災グッズとして保管しておけるので、一つ持っておいてもいいかなと思います。
ドライシャンプーを初めて使ってみましたが、非常時は絶対にあった方がいいアイテムですし、最近は香り付きの商品も販売されていくつか種類も選べました。
- 洗顔シートマスク
個人的にあってよかったのが「洗顔シートマスク」
ドラックストア等で販売されているサボリーノの商品を持って行きましたが、これは大正解でした。
ベッドから動けなくても、顔にのせるだけで手軽に洗顔・保湿ができるので顔が洗えない状態でも肌荒れや顔のギトギトがマシになりました。
産後は赤ちゃんのお世話で時間に追われるので、時短アイテムとしても大活躍でした。
- 医療用着圧ソックス
妊娠中もむくみがある方は着圧ソックスを履いていると思いますが、私が出産した産院では帝王切開の人は「医療用着圧ソックス」を必ず持参するように指示がありました。
出産前に着用してからは、血栓防止のために術後はずっと履きっぱなしでした。
市販の着圧ソックスでもいいかもしれませんが、医療用の方がより締めつけが強いように感じたので念のため持参した方がいいか病院に確認してみるのがいいと思います。
- 保護テープ
術後はガーゼやテープが貼ってあると思いますが、それが取れた後に使って欲しいのが保護テープです。
レディケア16はシリコンタイプの保護テープで、傷口に貼ったら数日間貼りっぱなしでシャワーやお風呂に入ることができます。
シリコンタイプなのでテープと比べると厚みがあり、傷口を衝撃や摩擦から守ってくれる印象でした。
また、貼り替えのために傷口からテープを剥がすのも、シャワーをあてながら端っこからゆっくり剥がせば痛みなく剥がすことができました。
テープタイプに比べて金額が高くなりますが、洗って何度も使うことができるので経済的だと思います。
そして傷口がある程度落ち着いてきたら、アトファインがオススメです。
こちらはテープタイプなので、レディケア16と比べると薄く肌馴染みがいいです。
貼ったままシャワーやお風呂に入ることができ、使い捨てなので洗う手間がなくお手入れいらずで楽です。
どちらも使用しましたが、術後すぐは傷口をしっかり守れる厚いシリコンタイプのレディケア。
落ち着いたらお手入れいらずで値段もお手頃なアトファイン。
というように使い分けるのがオススメです。
- リップクリーム
術前術後は絶飲食となり、飲み物を飲むことすら禁止となります。
飲み物も飲めない、部屋も乾燥している、となると唇が切れたり乾燥でガサガサになったりするのでリップクリームがあるとだいぶマシになります。
- ヘアトリートメント
4日間もシャワーが浴びれず、ほとんどの時間をベッドで寝たきりのまま過ごすと髪の毛が絡まって悲惨なことになります。
使い慣れないシャンプーでギシギシになったり、ドライヤーをする労力がない場合でも洗い流さないトリートメントをつけるだけでサラサラになったりするのでオススメです。
小分けになっているタイプであれば荷物にもならないですね。
- 延長コード・クリップ
術後はほとんどの時間をベッドの上で過ごしますが、スマホの充電ケーブルがベッドまで届かない場合はもう地獄です。
また、ベッドまでケーブルが届いても何かの拍子でベッドの下に落ちてしまうこともあります。術後は落ちたケーブルを拾い上げることすらもキツイので、クリップなどでベッドの柵等に固定するのがオススメです。
私は何度もケーブルが落ちてしまい、留めるものが欲しいなとずっと思っていました。
- S字フック・ミニトートバック
入院グッズとしてお馴染みのS字フックとミニトート。
ベッドから動かずに物がとれるように、トートバックの中に飲み物やウェットティッシュ、リップクリーム、目薬、マスクなどを入れてベッドの柵に設置しておくのがオススメ。
帝王切開の場合は、術後に用意する余裕がないので、手術に入る前にセッティングしておきましょう。
- マジックハンド
入院中に何度ほしいと思ったか・・・というほどあればよかったアイテムです。
術後は少しの移動すらも傷口が痛むので、できれば動きたくないのです。
ベッドで寝ている状態、座っている状態で
あとちょっと先のペットボトルがとりたい・・・
あと少しで電気のスイッチに手が届きそう・・・
使おうと思っていた目薬が床に落っこちた・・・
そういう場面でマジックハンドがあればなぁと思っていました。
産院の中で使っている方を見かけたので、私も次回出産するのであれば持って行きたいアイテムです。
- 授乳クッション
術後どんなに痛くても赤ちゃんのお世話がスタートとなります。
母乳やミルクをあげる時、傷口に赤ちゃんがあたってしまったり、なんなら傷口の上に赤ちゃんをのせる時もあるので、傷口を守るためにも授乳クッションはあるといいです。
私は抱き枕にもなるタイプを持参しましたが、術後はお腹が伸びた状態で寝ると傷口が開いているような気がして太ももの下に置いたり、寝返りがうてないかわりに左右の背中に順番に置いたりして背中の痛みを和らげたりして使っていました。
妊娠中は抱き枕に、出産後は授乳クッションになる商品が販売されているので一つあると長く使用できますね。
コロナ禍で持ってるとよかったもの
私が出産した2022年3月は新型コロナウィルスの影響で、出産の立ち合い・面会が禁止となっていました。
そのため、旦那さんや両親などは赤ちゃんと対面する事もお見舞いに来ることもできませんでした。つまり、入院中の差し入れや荷物の受け渡しができないということ。
そんなコロナ禍だからこそ「あってよかった!」と思うアイテムを紹介します。
- 飲み物のストック
部屋で飲む用のペットボトルとして少し多めに持参するのがオススメ。
帝王切開の場合は入院日数も少し長くなりますし、術後は痛みと赤ちゃんのお世話で売店や自動販売機に飲み物を買いに行くことすらも大変な作業となります。
また、術前術後は絶飲食となりますがOS1などの「経口補水液」であれば飲んでも良い場合があるので、確認して持っていくのが良いと思います。
ポカリスエットやDA・KA・RAに似た味です。
私は術前と術後に飲んでいて合計4本くらい消費しました。
- お菓子やゼリー
母乳をあげているせいか、入院食だけではお腹が空きおやつや夜食が欲しくなりました。
特に、夜間の授乳後はお腹が減って眠いのに眠れない・・・なんてこともあったので、簡単につまめるお菓子やゼリー飲料などがあると安心かも。
- アルコールスプレー・除菌シート
病院内にも設置されていますが、ちょっとした時やすぐに使いたい場面もあるので持ってると便利でした。
手指の消毒の他にも、食後にテーブルを拭いたり等で使用しました。
- スマホスタンド
退院まで赤ちゃんに会えない夫や家族のために、写真や動画を自撮りして送っていました。
また、赤ちゃんを抱っこしたままビデオ通話もできるので持っていってよかったです。
- イヤホン
大部屋の場合は、もはや必須アイテムのイヤホン。
術前術後の一人時間、赤ちゃんが寝ている時などにYouTubeや動画を見るのに使っていました。また、ノイズキャンセル機能がついたイヤホンであれば、耳栓代わりに周りの音をシャットアウトしてゆっくりと眠る事ができます。
面会禁止で一人時間が長い今の時期だからこそ、あると便利ですよね。
- 動画配信サイト・電子書籍サイト
こちらも一人時間を快適に過ごすアイテムのひとつ。
コロナ前とは違い、同じ病室のママさんとお話しすることもなく過ごしていたので暇つぶしとして大活躍しました。
サイトによっては一定期間中は無料で体験できるところもあるので、入院中のみ登録するのもオススメ。
家に帰れば育児に家事に大忙しとなるので、ゆっくり動画や本が見れるのも入院中くらい!
帝王切開準備まとめ
私は初めての出産。初めての帝王切開だったので、術後の痛みや回復スピード、何があればいいのか・・・全てが未知で何も分からず不安だったのを覚えています。
ただ、予定帝王切開は事前に調べて準備する事ができるので、しっかり準備をすればあとはもう先生と赤ちゃんを信じていれば何も怖くありません。
術後が辛いと言われる帝王切開なので、少しでも自分が楽になるアイテムを準備して出産に備えましょう。