こんにちは。
ひまわりと共にへようこそ!MARUと申します。
2022年春に待望の女の子を出産したズボラママです。
今回は、出産準備で迷いがちな哺乳瓶の消毒方法についてご紹介します。
- 初めての出産で何を準備したらいいか分からない
- 哺乳瓶の消毒方法に迷っている
- ミルトンのメリット・デメリットを知りたい
- 電子レンジ消毒のメリット・デメリットを知りたい
- 哺乳瓶消毒を少しでも楽したい
という方に少しでも参考になれば嬉しいです。
哺乳瓶の消毒とは?
粉ミルクや搾乳したミルクをあげるために必要な哺乳瓶。
そもそもなんで哺乳瓶を消毒しなければいけないのでしょうか?
使い終わった哺乳瓶は洗剤で洗っても、落としきれない雑菌がたくさんあるとされています。
まだ抵抗力や免疫力が低い赤ちゃんがそれらの菌や病気を口にしないように、使い終わった哺乳瓶には消毒が必要なんです。
そんな哺乳瓶の消毒には、3つの方法があります。
煮沸消毒
沸騰したお湯の中に哺乳瓶をいれ、3〜5分煮沸するだけの消毒方法。
手間はかかりますが、哺乳瓶が入る大きさの鍋さえあれば他に特別な道具を購入する必要がないのが魅力ですね。
- コスパがいい
- 水・鍋・火があればどこでもできる
実家へ遊びに行った時など、わざわざ消毒ケースや薬剤などを持って来なくても家にあるもので気軽に消毒ができるのが良いですよね。
- 手間がかかる
- 種類によっては耐熱温度があるので注意
火を使うので、その時間はキッチンから目を離す事ができません。
複数人いる状態であれば誰かが赤ちゃんを見ている時間に消毒ができますが、一人の場合は消毒する時間を持てないこともありそう。
また、哺乳瓶の種類や素材によっては耐熱温度があるので、消毒前にしっかり確認しておく事が大事です。
ミルトン(薬剤消毒)
専用の消毒液に漬け込んで消毒する方法。
薬剤を使って消毒するので、確かな殺菌力が魅力な消毒方法です。
産院でも使っているところが多いですよね。
- 一度に沢山消毒できる
- 殺菌力に期待できる
- 漬けておくだけなので楽
- おもちゃ等の哺乳瓶以外も消毒ができる
ミルトン2リットルだと哺乳瓶約2本分。
4リットルのミルトン専用容器を使用すれば哺乳瓶4〜6本、搾乳器や離乳食用食器なども入る大きさになるので、哺乳瓶だけではなく様々な赤ちゃんグッズを消毒する事ができます。
また、漬け込んでおくだけなので手入れが単純で楽だと感じる方も多く、停電や災害時でも電気やガスを使わずに消毒する事ができます。
- 薬剤のにおいが気になる
- 薬剤の購入に手間と負担がかかる
- 消毒に時間がかかる
使っている人の中には、ミルトンの薬剤のにおいが気になる・・・という方も多いようです。
また、24時間で新しい薬剤と交換しなくてはいけないので、薬剤のコストがかかることや、液状のタイプでは、買い物で荷物になったりと維持に負担がかかります。
錠剤タイプやネットショッピングを利用するなどの工夫で、荷物の負担は減らす事ができますね。
しかし、最大のデメリットとしては消毒に1時間かかるということ。
哺乳瓶だけではなく、おしゃぶりなど使いたい時にすぐに使えないので、消毒時間を逆算して使用しなければいけないのが面倒ですね。
電子レンジ消毒
専用容器に入れてレンジで加熱、蒸気を使って消毒する方法。
消毒時間も短く、手間がかからずに消毒できるのが魅力です。
- 短時間で消毒できる
- 専用容器以外で維持費がかからない
- 保管ケースとしても使用できる
電子レンジタイプだと専用容器を購入すれば、あとは少量の水と電気代だけで維持費がかかりません。
その為、薬剤の残量やストックなどをいちいち気にする必要がないのが、忙しいママにとって嬉しいですよね。
また、短時間で消毒が終わるのと、レンジに入れてしまえば赤ちゃんのお世話や家事など目を離しても大丈夫な点も魅力ですね。
- 容器のサイズによっては電子レンジに入らない
- 水がこぼれやすい
- 消毒後は容器が熱い
- 一度に消毒できる哺乳瓶の数が少ない
電子レンジのサイズによっては使用できない場合があるので、自宅のレンジを確認してから購入するのがオススメです。
使用方法として少量の水を容器に入れるのですが、それが結構こぼれる!
レンジから出し入れする際に、どこからかなぜか水がこぼれる!
そしてキッチンが水浸しに・・・という事が我が家ではあるある。
また、消毒後は容器も中の哺乳瓶もアツアツに。
火傷に気をつけながら慎重に取り出すか、時間をあけてから取り出しましょう。
混合・完ミにオススメな消毒方法とは?
産院では薬剤消毒のミルトンを、自宅では電子レンジ消毒のcombi「除菌じょ〜ずα」を使用していました。
帝王切開だった為、産まれて2日目まではミルク。
その後は母乳5分づつと追加でミルク、そして生後1ヶ月経ってからは完ミで育てています。
その為、出産後は哺乳瓶必須の生活を送っています。
哺乳瓶3本を一気に消毒したいなら「ミルトン」
約3時間おきにミルクをあげますが、夜中の眠い時間帯は哺乳瓶を洗って消毒をするほどの元気はありませんでした。
その為、寝る前に消毒をして夜中は洗わなくても回せるように哺乳瓶は最低3本あると安心です。
しかし、3本一緒に消毒したいのに「除菌じょ〜ずα」には、入らなかったのです。
私が使用していた哺乳瓶は「母乳実感」の240mlのプラスチック製。
母乳実感は2022年2月にリニューアルし、哺乳瓶の高さが低くなり、その分哺乳瓶の太さが太くなった為、「除菌じょ〜ずα」には3本入らなくなってしまったのかな・・・と思います。
リニューアル後のデザインであっても、3本のうち1本が160mlであれば、工夫しながら入れることはできます。
しかし、160mlってすぐに卒業してしまうので、できれば240mlを入れたいですよね。
同じピジョンでも、スリムタイプであれば3本スムーズに入れる事ができました。
「母乳実感」って有名だし、使っている人も多いし・・・と当たり前に3本入ると思っていたので大失敗です。
これならミルトンで4〜6本一気に消毒する方が楽じゃん!と感じました。
時間の逆算は無理!早く消毒したいなら「除菌じょ〜ずα」
ミルトンにすればよかった・・・と大後悔だった新生児期でしたが、外出するようになってからは「除菌じょ〜ずα」でよかった!と思うこともありました。
その一つが消毒時間です。
例えば、ミルクは3時間おきにあげる為、消毒に1時間かかろうが、どっちみちその間はミルクをあげられないのでミルトンでも問題なくない?と思いますよね。
しかし、少しずつ外出する時間が増えていくと、念のため哺乳瓶3本持っていきたいな・・と思う日が出てくるのです。
家に哺乳瓶が3本あったとしても、家を出る直前にミルクをあげると残りは2本となり、3本持っていくためには1時間かけてまた消毒をしなければならないのです。
外出に合わせて赤ちゃんと自分の準備をするのってかなり大変なので、哺乳瓶の消毒時間を気にかける余裕は私にはなかったです。
また、娘は寝る前におしゃぶりを使うと落ち着いてよく眠ってくれるので、家でも外出先でもおしゃぶりは必須アイテムの一つとなっていました。
おしゃぶりはミルクと違って使うタイミングが分からなかったり、赤ちゃんが自分で外して落っこちてしまうこともあるので、早く消毒を終えられる「除菌じょ〜ずα」はとても便利でした。
ミルトンVS電子レンジ消毒どっちが楽?
どちらも使ってみた結果。
例え消毒に時間がかかったとしても、哺乳瓶とおしゃぶりの数を増やして消毒作業を楽したい!という方にとっては、一度に多くの消毒ができるミルトンがオススメ。
ミルクをあげたらすぐに洗って消毒する!最低限の数で効率よく消毒したい!という方にとっては電子レンジ消毒がオススメ。
ちなみに・・・
楽したいけど、逆算して消毒するのも無理!というズボラママの我が家では、combiの除菌じょ〜ずαをなんと2個使いで回しております。笑
- 240mlのプラスチック製の母乳実感4本
- 160mlのプラスチック製の母乳実感2本
の合計6本を除菌じょ〜ずα2個を使って消毒しています。
生後4ヶ月になり、160ml以上ミルクを飲む日も出てきましたが、今のところは夫が仕事から帰ってきて1度消毒をすれば日中や夜中のワンオペタイムに哺乳瓶を洗うことなくお世話をする事ができています。
哺乳瓶が母乳実感でなくて、3本しっかり入るようだったら除菌じょ〜ずαを2個も買う事はなかったと思いますが、娘は他の哺乳瓶で飲まないので仕方がない・・・笑
購入は出産後がオススメ!
哺乳瓶を使う本数が多い人はミルトン。本数が少ない人は電子レンジ消毒。
と言っても出産するまで母乳が出るか、哺乳瓶がどれくらい必要なのか、全く分からないと思います。
実際に私も想像以上の忙しさと眠さ、そして母乳の出なさ・・・で準備していた哺乳瓶では足りずに買い足しました。
その為、身近に買い物をお願いできる人がいたり、ネットショッピングを利用できる環境であるのならば、産後の入院期間中に母乳の出具合や自分の体調を考えて購入するのがオススメです。
もしどうしても心配で、あらかじめ購入しておきたいという方は、ミルトンも電子レンジ消毒も可能なタイプを購入するのがいいと思います。
赤ちゃんが産まれると毎日が目まぐるしく過ぎていきます。
少しでも楽して時短できるように自分に合ったアイテムを活用して、頑張りましょう。