こんにちは。
ひまわりと共にへようこそ!MARUと申します。
2021年1月に「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」へ宿泊してきました。
星野リゾートといえば、一度は泊まってみたい憧れのホテルという方も、多いのではないでしょうか?
そんな私も、憧れを持っていた1人。
だからこそ、
「どんな部屋に泊まるんだろう」
「どんなアメニティーがあるんだろう」と
宿泊前は、気合を入れてホテルを調べました。
今回は、そんな冬の星野リゾート奥入瀬渓流ホテル「モダンルーム」に宿泊したので、ホテル内や客室についてご紹介します。
- 奥入瀬渓流の近くに宿泊したい方
- 冬に青森県へ旅行する方
- ホテル内でも楽しめる宿を探している方
に奥入瀬渓流ホテルはオススメです。
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星野リゾート奥入瀬渓流ホテルとは
奥入瀬渓流ホテルは元々、奥入瀬グランドホテルだったところを、2005年に総合リゾート運営会社「星野リゾート」がリノベーションして更生したホテルになります。
星野リゾートは、国内だけではなくハワイや台湾などの海外にまで広く展開していますが、施設によってコンセプトが6つに分類されています。
- 星のや
- 界
- リゾナーレ
- OMO
- BEB
- その他の個性的な宿泊施設
というように分かれていますが、奥入瀬渓流ホテルはその他の個性的な宿泊施設に分類されています。
ちなみに同じ青森県にある「青森屋」も、その他の個性的な宿泊施設に分類される素敵な宿です。
アクセス
奥入瀬渓流沿いに建つ、唯一のリゾートホテルということで、立地は申し分ありません。
住所:〒034-0398 青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231
主要駅・空港からは送迎バスが出ているものの、移動は基本的に車のみのアクセスになります。
八戸駅 | 送迎バス1時間30分 |
---|---|
新青森駅 | 送迎バス1時間30分 |
青森空港 | 送迎バス1時間30分 |
青森駅 | 車で1時間30分 |
三沢空港 | 車で1時間30分 |
夏場はレンタカーを借りるのも良いかと思いますが、冬の雪道を慣れていない土地の者が運転するのは、とても不安に感じました。
特に奥入瀬渓流近辺は山道になるので、余計に神経を使うかもしれません。
八戸駅から奥入瀬渓流ホテルまでの送迎バス
私たちは、今回八戸駅から送迎バスを利用しました。
送迎バスの時間は、基本的に1日1本で宿泊3日前までの事前予約が必要となります。
バスの時間を確認してから、新幹線や飛行機の手配をするのがオススメですね。
八戸駅内にはニューデイズやお土産売り場、飲食店、本屋が入っていたり、ホテルメッツ八戸駅というホテルが入っていたりします。
飲食店は、こちらの「いかめしや烹鱗」と、さくっと食べられる「そば処はやて 八戸店」の2店舗のみとなります。
お土産店もあるので、買い忘れがあった時に便利です。
しかし、駅構内で何時間も潰せるほどは栄えていないことと、ショッピングセンターなど買い物が楽しめる場所もないので、そこまで時間に余裕を持ってくる必要はないかなと思います。
送迎バスは、私たち夫婦を含めて4組。
元々バスを利用する人が少ないのか、宿泊客を減らしているのかは分かりませんが、青森屋から八戸駅までの送迎バスは満席だったので、事前予約必須。
万が一、予約できていなかったとなると、奥入瀬渓流は青森屋より何十倍も八戸駅に行きづらい為、かなり大変です。
・最寄りのバス停「焼山(やけやま)」を利用(ホテルから徒歩で約1分)
所要時間:90分
・タクシー:定額タクシーを利用
所要時間:90分
料金:13,000円
今回、星野リゾート奥入瀬渓流ホテルまでは送迎バスで、1時間40分程で到着できました。
私たちが利用した日は、雪が降っていたので時間がかかりましたが、夏場は早く着くと思いますし、逆に天候が悪いともっと時間がかかってしまうと思います。
星野リゾート奥入瀬渓流ホテル
奥入瀬渓流沿いに建つ、唯一のリゾートホテルということで、立地は申し分ありません。
送迎バスの発着は、東棟のフロント前になります。
入り口には「滞在中の方・チェックインの方」とパーテーションで区切られ、消毒液が設置されていて感染対策も行われていました。
チャックインの時間を過ぎていたので、あまり待つことはなかったです。
それでも、同じバスの乗客とはチェックインも被ってしまう為、待ちたくないという方は、バスで前方の座席を選んで、早めにバスを降りるのが良いかと思います。
ちなみにチェックイン時の混雑緩和の為、送迎バスの中で新型コロナウィルスに関する用紙に記入をしました。
Q:直近2週間で体調の変化(37.5℃以上の発熱、倦怠感、息苦しさ)はありますか?
A:はい・いいえ
〈「はい」とお答えの方はどのような対応をされましたか?〉
・自宅で安静(現在は異常なし)・自宅で安静(現在も継続)
・医療機関を受診(完治)・医療機関を受診(現在も継続)
Q:身近な方で新型コロナウィルス感染症を発症または疑いの方はいらっしゃいますか?
A:はい・いいえ
Q:後宿泊される皆様の名前と検温結果のご記入をお願いいたします。また、チェックイン時に皆様のご本人確認をさせていただいておりますのでご協力のほどお願いいたします。
という内容の記入用紙になっていて、バス利用者は乗車前に検温した結果を記入します。
バスを利用しない方は、フロント前に設置されている、モニタータイプの体温計を利用します。
宿泊者フリースペース大暖炉「河神」
ロビーを進むと見えてくるのが、大暖炉のあるフリースペース。
高さ8.5m重さ5トンの、この大きな暖炉は、岡本太郎さんの作品「森の神話」。
「優雅に激しく流れる渓流と、その流れにころころと流され転がる石ころ、巨大な樹木と目を光らせ疾風るけもの、鳥は飛び交い歌い交わす。下では茸もニコニコ笑い、てっぺんでは冠をつけた鳥の王様が優雅に舞い、そこでは人間や森の妖精も踊っている」情景を思い浮かべ、作り上げた作品。
フリースペースには、コーヒーメーカーが設置されていて、冬だったからか、冷たいタイプは停止中でホットのみでした。
また、コーヒーかお湯のみの利用だった為、種類が少なかったことが残念です。
これも新型コロナウィルスの関係でしょうか。
コーヒーを飲みながら、ゆっくりと暖炉の火を眺める・・・
なんてことも、日常では考えられないので、貴重な時間でした。
売店
フロントすぐ横には、お土産等が購入できるショップがあります。
青森ならではの、りんごを使ったお土産や客室で提供されていたお菓子が販売されていたり、お土産の種類は豊富な印象でした。
お土産は八戸駅や青森屋でも購入できる物もありましたが、どちらでも販売のない品物もあたのたので、気になるものはその都度購入することがオススメです。
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モダンルーム
星野リゾート奥入瀬渓流ホテルのモダンルームは、広々とした44㎡の客室。
和室のような雰囲気でありながら、どうやら「洋室」というくくりなので、なんだか新感覚です。
真ん中にマッサージチェアーがどんっ!と置いてあるのも、最近のホテルでは珍しいですね。
ふかふかなベットでよく眠れました。
ベットサイドにはコンセントの設置もあるので、寝ながら充電することも可能。
窓際にはモダンルームの特徴でもある小上がり。
ソファーや小上がりで寛ぎながら外の景色を眺めたり、小さなお子様連れにとっても嬉しいスペースですよね。
明るい時間であれば、真っ白な雪景色と奥入瀬渓流が見えます。
ミニバー
入り口すぐの場所に用意されているミニバー。
- 電気ケトル
- コーヒー×2
- お茶×2
- 砂糖
客室内は暖かいものの、やっぱり冬の青森。
外でアクティビティをした後など、ホットの飲み物が部屋ですぐに飲めるのは嬉しいですね。
- 奥入瀬渓流水(ミネラルウォーター)×2
冷蔵庫の中には、ミネラルウォーターが入っていました。
他には何も入っていませんが、逆に持ち込んだものを入れるスペースは多いですね。
近くにコンビニ等はなかったですが、ホテル内の自動販売機や売店で飲み物やお酒を購入することができます。
ホットドリンクの販売がなかったのは残念ですが、値段もコンビニとそこまで変わらなかったので購入しやすかったです。
洗面所
シンプルな洗面所ですが、清潔感がありました。
洗面台の高さが低いので、水が跳ねて周りがびしょびしょになりやすかったです。
ハンドソープは、フェイスソープとシェービングでも利用可能なものとなっていました。
- 化粧水
- 乳液
全てPOLAの物でした。
私は持参したものを使いましたが、手ぶらできてもスキンケアは困らないですね。
お風呂
ビジネスホテルのような、少し狭いお風呂。
私たち夫婦は利用しませんでしたが、基本的に温泉を利用する人が多いと考えると、客室内のお風呂場はそんなに重要じゃないかな?
- ボディソープ
- コンディショナー
- シャンプー
こちらは全て、星野リゾートオリジナルのものでした。
大浴場内でも、同じものが設置されていて、ホテル内のショップで購入することが可能です。
客室の入り口には、手指アルコール消毒液と衣類の脱臭・除菌スプレーとエレガードという静電気を防止するスプレーも、設置されていて、今の時期ならではのありがたさを感じました。
押入れ
ハンガーは十分なほどかかっていました。
冬は重ね着したりと、何かとかけるものが多いので助かります。
作務衣の上から羽織れる、はんてんもありました。
- 作務衣
- 足袋
- タオル
- アメニティー
- ヘアドライヤー
普段ホテルに宿泊すると、アメニティーはたいてい洗面所近辺に置いてあるので、なんだか珍しい。
ちなみに、青森りんごレストランも作務衣でOK!
アメニティー
- 歯ブラシ
- 剃刀
- ヘアブラシ
- コットン、綿棒
写真は、一人分のアメニティーです。
今回は、夫婦2人での宿泊になるため2セット用意がありました。
最小限ではありますが、化粧水・乳液も設置されているので、十分かなと思います。
大浴場にもバスアメニティーが置いてあったので、足りなくて困るものはなかったです。
カゴバックには、タオルのお風呂セット。
タオルは部屋から持って行く為、どうしても荷物が増えてしまいますが、このカゴバックに入れれば大浴場との往復も楽ちんでした。
奥入瀬苔ショコラ。
苔って?・・・と思って開けてみると青リンゴ風味のチョコでした。
売店に販売しているのでお土産として購入することも可能です。
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渓流露天風呂・内風呂
大浴場内は、当たり前ですが写真撮影禁止となっていますが、公式サイトに素敵な写真が載っているのでご紹介。
脱水所のロッカーはカゴのタイプになっているので、貴重品があれば、貴重品ボックスに入れると安心です。
バスアメニティーとしては
- 化粧水
- 乳液
- オールインワンジェル
- ゴールドリフトケアゲル
- ヘアブラシ
- シャワーキャップ
- コットン、綿棒
- ドライヤー
が設置されていました。
また、浴室内にクレンジングフォームとハンド&フェイスソープがある為、スキンケアに関しては十分かなと思います。
お風呂場で利用できるシャンプー類は、売店で販売しているりんごの香りのオリジナル商品。
香りが甘くてとっても美味しい気分になりました。
内風呂は、ぬるい温度とあつい温度に分かれていて、好みによって入り分けることができます。
そして、期待の露天風呂。
星野リゾート奥入瀬渓流ホテル公式より引用
ホテルのすぐそばを流れる奥入瀬渓流を望む、絶景露天風呂。厳しい寒さで氷結した滝(氷瀑)を温かい温泉につかって ゆっくりと見ることができます。目の前に迫力ある氷瀑、見渡す限りの銀世界で至福のひとときを。
星野リゾート奥入瀬渓流ホテル公式より引用
とのことで、写真の通り本当に絶景。
しかし露天風呂へ行こうと外に出た瞬間、あまりの寒さに「寒っ!」と声が出るほど、本当に極寒。
それでも、露天の温度が高めに設定されているからか、温泉の効果か、出る時はポカポカしていました。
夜はライトアップされていて、幻想的な景色と、天気がいいと満点の星空を眺めることができます。
明るい時間は、夜に見えなかった周りの景色を見ることができて、また違った楽しみ方ができます。
脱水所にアイスが用意されているので、お風呂上がりにいただきました。
素敵な景色と温泉、そしてサービスに心も体もポカポカです。
アクティビティ
星野リゾート奥入瀬渓流ホテルでは、季節によって様々なアクティビティを、楽しむことができます。
- 氷瀑ライトアップツアー
- 冬の奥入瀬渓流ツアー
- スノーシューハイキング
- はじめてのスノーシューツアー
- 森の学校
- 奥入瀬ランプ製作体験
- こけ玉作り体験 などなど
無料で楽しめるアクティビティから有料のものまで様々。
私たちは、無料で利用できる「氷瀑ライトアップツアー」と「冬の奥入瀬渓流ツアー」に参加しましたが、自分たちだけでは絶対に来ることのできなかった絶景ポイントに案内してもらえて、とっても楽しかったです。
雪道の知らない場所を自分たちだけで進むのは、勇気がいりますが、アクティビティだとホテルを出発してホテルに戻ってきてくれるので、気軽に利用することができます。
ちなみに、私たちは今回スニーカーで参加しましたが、歩く場所は全て除雪作業が行われていてスノーブーツがなくても問題ありませんでした。
青森りんごキッチン
青森の魅力を丸ごと味わうことのできる、個性的なビュッフェレストラン。
オリジナルのりんご料理や郷土料理を楽しむことができます。
焼きたてのサクサクアップルパイに、濃厚なソフトクリームをのせて食べるのが、もう最強に美味しかったです。
青森りんごキッチンについては、別の記事で詳しく紹介しているのでそちらをご覧ください。
星野リゾート奥入瀬渓流ホテル支払金額
今回の旅行、実はGOTOトラベルを利用して予約をしたのですが、なんと直前で全国一斉停止が決まってしまい、悩みながらも行ったものになります。
旅行については賛否両論あるかと思いますが、支払金額にも関わってくるので批判承知でお伝えします。
宿泊料金(ビュッフェ2食付き):49,400円(2名分)
GOTOトラベルでの利用だったので、26,600円が割引となりました。
しかし、一斉停止で割引もなくなるのかなと思っていたら
星野リゾートより
星野リゾートでは、
公式サイトでご予約をいただいたお客様には、 GoToキャンペーンご予約時の料金(宿泊料金の35%割引・ 上限金額1泊あたり14,000円/1名)で宿泊を承ります。 星野リゾートのメールより引用
との神対応すぎる連絡が届いたので、今回利用させていただくことに決めました。
一斉停止の発表から翌日の朝には、連絡が届いたので、その対応の速さに感動しました。
金額うんぬんより、こういった時の対応がまたホテルを利用したいと思うきっかけになり、より一層「星野リゾート」が大好きになるなぁと感じました。
ちなみに、割引がなかったとしたら
宿泊料金(ビュッフェ2食付き):76,000円(2名分)
となっていたので、かなり差が大きいですよね。
星野リゾート奥入瀬渓流ホテル感想
憧れの星野リゾートに、初めて宿泊するということで期待値がとっても高かったです。
それでも「さすが!」と思える接客サービスやアクティビティの充実度には、やっぱり星野はすごかった。と改めて実感しました。
今回、誕生日の記念に宿泊をしましたが、特別プレートなどのお願いはしていませんでした。
それでも、夕食時に「誕生日おめでとうございます。ホテルからです。」
とプレート付きのデザートを頂きました。
予想していなかったプレゼントに、凄くうれしかったです。
ホテル自体は、高級ラグジュアリーホテルとは違い、所々で年季を感じる部分はありましたが、清潔に保たれていたのが印象的でした。
次は夏に行きたいなぁ、スノーシューにもチャレンジしたいし、1泊ではなく、2泊でゆっくり過ごしたいなぁ、などと色々妄想しちゃいます。
ちなみに・・・
初めての冬の青森県へ、スニーカーで向かった私たち夫婦でしたが、八戸駅から送迎バスまでの道も、アクティビティの道も全て除雪作業が行われていたので、スノーブーツがなくても何の問題もありませんでした!
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星野リゾート奥入瀬渓流ホテルでの宿泊記以外に、青森屋の宿泊記も書いているので合わせてご覧ください。
- 「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」宿泊記
- 「星野リゾート青森屋」宿泊記